135yshr’s blog

仙台でプログラマーとてご飯を食べながら、CoderDojoを開催しております。

Scratchから〇〇をいじるような拡張機能がありまして...【パート3】

この記事は、Scratch Advent Calendar 2015 7日目の記事です。

6日目は、CoderDojo Sendai/Izumiで一緒にメンターをやっている@quintiaさんの記事でした。

3回目になる今回は、Scratchgoに入っている Example を使って、コンソール(コマンドプロンプト)からScratchにデータを送ってみようと思います。

Scratch 1.4 の準備

@jishihaさんの記事を参考に遠隔センサー接続を有効にするを設定してください。

Sampleの実行

以下のコマンドを実行してください。

MacLinuxの場合

cd $GOPATH/src/github.com/135yshr/scratchgo
go run sample/main.go

Windowsの場合

cd %GOPATH%/src/github.com/135yshr/scratchgo/sample
go run sample/main.go

Sampleの使い方

サンプルが起動すると > が画面に表示されます。

$ go run sample/main.go
>

Scratch にデータを送る

">" の後に以下のコマンドを入力して、Enter キーを入力してください。

> send test 456

Scratch に送ったデータを表示する

  1. 「調べる」カテゴリをクリックします。
  2. [(スライダーセンサー)の値を調べる]ブロックで(スライダーセンサー)の横にある▼をクリックします
    f:id:yshr135:20151208000241p:plain
  3. 一番下にある "test" をクリックします
    f:id:yshr135:20151208000249p:plain
  4. [(スライダーセンサー)の値を調べる]ブロックができたので、左側のチェックボックスにチェックを入れます
    f:id:yshr135:20151208000256p:plain

値を確認する

ステージに "test"の値が表示されたでしょうか? f:id:yshr135:20151208000817p:plain

他にも 123 や abc などの値を入力して、testの値が変わるか試してみましょう。

> send test 123
> send test abc

他の値も作りたいときは?

test の代わりに好きな文字を入力してください。 [(test)センサーの値]の(test)に入力した項目が増えます。 ※英数字(a-z, A-Z, 0-9)を使うことができます。

> send new 123
> send scratch abc

Sample を終了する

quit と入力して、Enterキーを押すとSampleを終了することができます。

> quit

次回は、Scratchにメッセージを送る方法を書きたいと思います。